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ニューヨークで殺人と鬱に出会う

[English below]   わたしがジョギングしはじめた初日の前日にランニングトラックで誰かが殺されました。 1991年、ニューヨークで、わたしはジャクリーヌ・ケネディ・オナシス貯水池の周りを走っていました。ネブラスカのリンカンから到着したばかりでした。リンカンでは、90歳のマージョリー・バーストーが教えた最後から二番目のワークショップで勉強しました。 映画出演が決まったので、アメリカ訛りの英語を身につけようとしてニューヨークにやってきました。わたしはアメックスカードからお金を引き出して生活していました。ポケットには全くキャッシュがありませんでした。アメリカ訛りの英語を話すた […]

ポルシェをガレージから出しましょう

[English below]   わたしは40歳の時に徹底的なフィットネス診断を受けました。あなたはフィットネス診断をもう受けましたか? テストの一つは、心臓を心拍数の計測器につなげて板の上で走ることでした。 医者:「心臓は使わなければダメになりますよ」 わたしの主治医は診断結果を見ながら、わたしには運動が足りていないことを指摘しました。 「これでは、ポルシェを持っているのにガレージに置きっぱなしにして、埃が溜まってきているのと同じです」 当時のわたしは、アレクサンダー・テクニークに関する『ディレクション』ジャーナルの作成にかかりっきりだったので、心臓が弱くなっていたのです。 そこ […]

わたしの母を好きになり過ぎた犬の話

[English below] グレチェルはわたしの母のことが気になって仕方がない神経症のダックスフンドでした。 この犬は置いてきぼりにされると非常に不安を感じるようでした。 母はイタリア語のクラスに通いはじめました。そのために午前中は犬を家に置いていきました。グレチェルはドアに開けられた犬用の通路から外へ出ていくこともできたのですが、置いていかれることが不満であることを訴えるため、家の中にうんこをしていたそうです。 湿った臭い犬のフンが母の新しいカーペットを台無しにしてしまいました。 母は全力を尽くしました。とにかく自分が帰宅するまでは外にから家に入れないようにロックをするという方法も考えら […]

「うまくいかせたいなら新鮮で具体的なプランを立てることです」

[English below] ブログの題名は、2006年にキャロル・ドウェックが提供した画期的な本『マインドセット』の中で提案されているアドバイスです。 あなたがわたしのようであるなら、夜中に「なにか」に対してどうしようもなく不安になり、眼が覚めることがあるでしょう。不安の内容は、仕事、人、お金、何であろうと構いません。 今日は、自分がなんとかできるかに見えて、実はできない状況についてお話ししていきます。 そんな状況を体験したことはありませんか? わたしの場合、不安は大抵仕事に関連しています。 ボディチャンスは121人の生徒さんを抱えながら、様々な一般人向けのコースを提供するスクールです。最 […]

本やメールをどれほど読めばいいのだろう?!

[English below]   情報はどんなリーダーにも活力源です。 古い世代の人たちは読書家です。若い世代になるとポッドキャスト、デッドトークなどのメディアを鑑賞して時代の流れを意識し、専門知識を把握する努力をしていますね。 情報処理や分析のために頭を働かせることを求められると、私たちは生き生きします。 学校、大学、仕事では、頭を働かせる機会に恵まれます。 ですが大学を卒業すると多くの人が頭をあまり使わなくなります。いつも似通ったスケジュールをこなし、家に疲れて遅く帰宅する生活に入ります。 多くの人がゲームをし、テレビを見たり、お酒を飲みに行ったりします。 あなたの脳は、他の臓 […]

ボディチャンスで犬のような嗅覚を働かせる

[English below]   犬には人間よりも匂いに対する鋭い嗅覚が備わっています。そう思うと犬は私たちとは全く違った世界に生きていることに気づかされます。 ボディチャンスでは犬のような嗅覚で匂いを嗅ぐことはできませんが、違う世界に住むことは学べます。 アレクサンダーの発見を学習していると全く新しい世界に入っていけますー犬のように卓越した敏感さを持ち、あなたの体軸の動きも微細になっていくでしょう。 アレクサンダーは友達からFMと呼ばれていたのですが、FMは人のモノマネが大のお得意でした。人の独特の歩き方を即座に捉え、歩き方を的確にまねて見せて、笑いの渦を巻き起こしました。 アレ […]

鬱と姿勢

[English below] 軽い鬱に悩まされている61人の人たちに対して簡単な調査が行われました。調査は、姿勢を変えたら精神状態を改善できるかどうかを追跡するものでした。英語のサマリーはこちら https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/27494342 リサーチャーの結論: 「この予備調査を見ると、姿勢のバランスが良ければ、心に良い影響が及ぼされ、軽い鬱に悩まされていたひとが集中しやすくなることがわかります。」 *** 姿勢は精神面に対してどのようにポジティブに作用するでしょう? 姿勢とは、一般に身体的なものであると考えられています。 ボディチャンスでは姿勢と […]

怒りながら電車に乗っているとき、あなたは何をしますか?

[English below]   こんな場面を想像してくださいー混雑した電車の中で、年老いた母親とそれほど若くはない娘が一緒に立っています。 二人が座れる座席が空きました。するとふたり連れの浮かれた10代の若者がシートにめがけて駆け込んできました。年老いた母親に楽になってもらいたいと思っている女性が怒りながらその様子を見ているのに、二人は気づいていないようです。 このような状況にどのように対処すればいいのでしょう? ボディチャンスでは多様なリクエストが出ます。この話は実例のひとつです。姿勢はこのような瞬間でも重要な役割を果たすことがわかったらきっと驚くでしょう。 姿勢はあらゆる状況 […]

瞑想か、薬物かどちらに頼りますか

[English below] 痛みを感じる時、何をしますか? わたしは次の二つの対策のどちらかに従います。 薬物に頼るか瞑想するかのどちらかです。 前者は、ネットフリッキング、ショッピング、お酒という形をとりますーお分かりですか?後者は、お坊さんの生活をすることです:世間から離れ、静寂を求め、祈り、謙虚な人になります。洞察が起これば心が軽くなるだろうと期待します。 しかし、二つの世界の架け橋となる第3の道も存在します。全ては身体的・感情的・精神的な痛みから始まります。 わたしはボディチャンスで教えている時にトレーニング生に何度も言います: 「痛みは健全な反応なのですよ」 何かが間違っていると […]

何度も、何度も決断する

[English below]   芸術家、探求者、改革者はなぜ神経症的であることが多いのでしょうか? 偉大なことを行う必要条件なのでしょうか? アブラハム・リンカーンは鬱に苦しんでいたそうです。ベートーベンは、聴覚を失ったことによって気が狂いかかったそうです。オスカー・ワイルドは昔馴染みの友達に見捨てられ、お金もなくパリの街をうろついた末、孤独のうちになくなりました。 非凡なことを成し遂げる普通の人たちは、愛、喪失、方向性の誤りによって苦しむことが多いようです。マルコルム・ルラドウェルの著書「デイビッドとゴリアス」によれば、トップに登りつめたプロフェッショナルは子供の頃片親を失って […]